子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

子どもの貧困とは

   

貧困に苦しむ子どもたち

経済大国である日本なのに貧困に苦しむ子どもたちがいます。
大半の子どもたちは普通の暮らしをしているので、
貧困家庭の子どもはとにかく目立ちます。

私は公立中学校の教員です。
現在2年生の担任をしております。ちなみに専門教科は数学です。
教壇の上に立っていると、貧富の差がよくわかります。

最初に目につくのが、髪の毛のツヤです。
俗にいう「天使の輪」がキレイな子はたいてい裕福で、
貧乏な子は髪の毛にツヤがありません。
おそらく毎日お風呂に入らないのでしょう。

女子でも汚い子はいます。
髪の毛のツヤがないのはもちろん、身体から臭い匂いがします。
匂いのことで他の生徒からいじめられる場合もあります。
そんなときは、なるべくキズつかないように体臭のことを
教えてあげます。

人間はみな平等などということは断じてありません。
家庭環境、体質、病気の有無、生まれつき持っている運など
すべての人たちは平等ではありません。
しかし、中学生くらいまでの子どもたちには、
平等を与えてほしいなと最近思うようになりました。

子どもを可愛いと思っていない親

年度の初めには必ず家庭訪問があります。
生徒の状況を親に伝えたり、聞き出したりすることが目的です。
さらにもうひとつ、真剣に教育しているかを判断する目的もあります。

親を見れば大体わかります。
もっともわかりやすい例でいきますと、
給食費を踏み倒そうとする親は、子どものことを真剣に考えていません。

さらに部活動で使う道具の購入を渋る親。
先日、学校にクレームを言いに来た親がいました。
子どもがバドミントン部に入り、ラケットが必要になりました。
最初は3千円程度のラケットを購入してもらうのですが、
その親は3千円が払えないと言ってきたのです。

「部活動は学校教育の一環なのだから、費用は学校が出してください」

このように言われました。

結局、この子はバドミントン部をわずか1ヶ月で退部しました。
ラケットを買ってもらえないと皆にバカにされたからです。

昔と今との違い

昔は金持ちの子も貧乏の子も平等に遊んでいたと思います。
今は貧乏の子どもはあからさまにバカにされます。
おそらくは一般家庭の親たちが、貧困家庭の子どもたちとは
遊ぶなと言っているのだと思います。

日本と言う国は、物にあふれ、便利な世の中になりましたが、
国民の心は荒んでしまったのかもしれません。

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