子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

子どもの貧困 対策するべきは

      2015/11/05

国がしてあげられること

数年前から子どもの貧困が問題視されております。

この問題に対し、国がしてあげられることは、
第一に金銭的な援助です。
次に、保育施設や学童保育を拡充し、
親が十分に働ける環境を整えることです。

今の政策で十分とは言えないとは思いますが、
ひと昔前に比べれば、かなり良くなっていると思います。

学校がしてあげられること

貧困家庭の子どもに対し、学校がしてあげられることは、
特にないと考えます。

私は教壇に立てば、どの生徒にも平等に接することを
心掛けています。
金持ちの子だからおだてようとか、母子家庭の子だから
可哀そうだと考えるようなことは一切ありません。

私は公立中学の教師です。
公立ならば特に平等に教育することこそが、
自分にできる最高のサービスだと考えています。

但し、生徒が相談に来てくれたり、悩みを打ち明けてくれたときは
各家庭の状況にあったアドバイスをしてあげています。

今年の夏、ある男子生徒が相談に来てくれました。
その生徒はほとんどの友達が持っているゲーム機が欲しいのに、
お母さんが買ってくれないというのです。
しかも、母子家庭で生活が大変だから、無理に買ってと言えずに
我慢しているからツライと言っていました。

ゲーム機を買うかどうかは親の方針もあると伝えました。
両親のいる家庭でもゲーム機を買い与えない家庭もあるし、
ひとり親世帯でも複数のゲーム機を持っている子もいます。
ゲームを持っていないから不幸だというわけでもないし、
無いなりの生活を楽しむ方法はいくらでもあります。

駄々をこねるのではなく、お母さんと十分に話し合ってほしいと
生徒に教えました。

バラマキ政策

児童手当、子育て世帯臨時特例給付金など
俗に言う「バラマキ政策」がいくつかあります。

いくらお金をばらまいても親が自分のために使うだけなので、
子どもの貧困が解消されることはないという人も多くいます。

たしかにそのようなバカ親もいるかもしれません。
しかし、「バラマキ政策」には反対ではありません。

なぜなら、子育てにはお金がかかるからです。

我が国の考え方として、自国の子は国民全員で育てよ
というものがあります。
もちろん、本当に子育てするのは親なのですが、
そこにかかる経費の一部を国民の税金でまかなうことは
悪いことではないと思います。

ただ、子育て支援のお金を我が子のために使うよう
親が成長し、意識を変えてほしいと思うのです。

どのように支援金を使ったのかは、
教師や政治家には分かりません。
親の良心に任せるしかないのです。

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