子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

偏差値の高い高校だけが良いとは限らない

      2016/03/27

中学3年生の高校受験

中学3年の生徒にとって、高校受験は
生まれて初めての関門となります。

もちろん、義務教育ではないので、
どうしても高校に進学しなければならないわけでは
ないのですが、今は97%を超える子どもたちが
進学しているので、ほとんどの子どもたちが
関門を超えることになります。

私が働くさいたま市には多くの高校があります。
有名なのは浦和高校、浦和一女高校です。

そのほか、偏差値レベルでは高くなくても、
おススメする高校はたくさんあります。

子どもたちは、その多くの高校の中から、
一校を選ばなければなりません。
(私立高校は別ですが)

私は中学教師として、高校はゴールではなく、
まだまだ学びの途中であると教えています。

そのため、無理にレベルの高い高校を目指すのではなく、
入学した高校で何を学びたいのか、高校生活をどのようにして
楽しむのかを視野に入れて進路を決めてほしいと
教えるのです。

高校に対する親の思い

3年生を受け持ち、3者面談をすると、

「できるだけレベルの高い高校に行かせたい」

という親がいます。
半数以上の親がそのように考えているかもしれません。

私も教師である反面、人の親であるので、
その気持ちはわからなくもないのですが、
ちょっとツッコミたくなります。

「できるだけレベルの高いとは、具体的にどのレベルなのか」

と。

ハッキリ言って、教育に具体性が感じられません。
このようなことを言う親を持つ子のほとんどは、
レベル的には低い高校に行きます。

その答えは明確です。

なぜその高校が良いのか、そこで何をするのか、
なぜ勉強をするのか、
などを子どもと話していないからです。

ただ、「勉強しなさい」とか「いい高校に行きなさい」とか
言っても子どもたちからすれば、

「なんで?」

って思ってしまうだけなのです。

希望する高校独自の良さを教えてあげてほしいです。

子どもの貧困が将来を左右することはない

普通に考えて、高校受験レベルの勉強はそれほど難しくは
ありません。
才能も必要ありません。
成績を左右するのは、勉強したかどうかだけです。

公立の中学校でしっかりと勉強していれば、
誰でも知識は身に付きますし、希望の高校にも行けるでしょう。
学習塾に通ったかどうかも成績に大きくは関係しません。

よって、子どもの貧困が生徒の成績を左右することは
決してありません。

重要なのは、親の教育方針が子どもに浸透しているか
どうかだけです。

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