子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

ランドセルが高いと嘆く親

      2016/04/04

子どもの貧困はランドセルでわかる

ランドセルが高額すぎる

という声があるようです。

最近のランドセルは耐久性、機能性に優れているものが多い反面、
価格は右肩上がりの傾向があります。
高額なものでは10万円を超えるものもあります。
平均的なもので5万円くらいでしょうか。

学校関係者の間では、

「子どもの貧困はランドセルを見ればわかる」

と言われています。

裕福な家庭の子は、高級ブランド品のようなランドセルを
背負ってきます。
品のある刺繍、美しいツヤ、どこから見ても一級品です。
果たして小学生の子どもにここまでの品が必要なのかは
疑問ですが、可愛いわが子に良いものを持たせたい
という思いもあるのでしょう。
あとは親の見栄でしょうか。

それに対し、生活が困窮している家庭の子どもは、
中古のランドセルを持ってくることもあります。

一般家庭の人からすると、
「ランドセルくらい、高くなくてもいいから新品を
買ってあげればいいのでは」
と思うかもしれません。

しかし、世の中には子どもにかかる費用をケチる
親がいるのも事実なのです。

ランドセルは強制ではない

そもそもですが、ランドセルは強制ではありません。
別にスポーツバッグでもいいのです。
もちろん、新品であろうと中古であろうとかまいません。

ただ、普通の親からすると、中古だと友達にからかわれるとか、
あまり安物だとみっともないと考えるようです。

しかし、それはランドセルの価格とは別の問題です。

事実、私の実家は多少裕福な一般家庭でしたが、
ランドセルは中古のものを使っていました。

なぜなら、小学校3年生まで指定のショルダーバッグを
使わせる小学校に通っていましたが、4年生から転校し、
そのとき中学1年生になる親戚の使っていたランドセルを
もらったからです。

それでも、友達からからかわれたことは一度もありません。

ランドセルは何だってかまわない。
しかし、身なりや持ち物で友達をからかったり、
バカにしてはいけない。
そのように教育するべきであって、持ち物の価格を上げれば
良いという問題ではないのです。

物の価値を教えるべき

学用品に限らずですが、高額であれば良い品とは限りません。
コストパフォーマンスを考えることも大切です。

安くても良い品はたくさんあります。

知り合いのお母さんは、小学校に入学する娘に
昨年モデルのランドセルを購入しました。

品質と子どもが気に入る色、刺繍にはこだわったようですが、
昨年モデルということで、かなり安く手に入ったそうです。

値段ではなく、物の良さを子どもに教える良い
キッカケになったのではないかと思います。

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