子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

子どもの貧困と待機児童の問題

      2016/04/14

子どもの貧困と待機児童の関係

子どもの貧困をテーマに話し合っていると、
待機児童の問題をあげる人がいます。

たしかに、貧困から脱するためには
子どもを保育所に預けて働く必要があります。

しかし、最も貧困に陥りやすい母子家庭や、
夫もしくは妻が障害者である家庭の子は、
優先的に保育所に入れます。

よって、子どもの貧困をなくすための取り組みとしては、
待機児童の問題を解決することは直接関係ないのです。

この問題に悩まされている人たちは、
真に貧困と言えるところまでは落ちぶれていない人たちです。
結婚しても働きたい、子育てと育児を両立したいと
考えている人たちが抱える問題なのです。

もちろん、両立が悪いというわけではありません。
今後の日本の発展のためにも、女性が積極的に
社会に出ることは大切です。

待機児童の問題はたいしたことではない

貧困家庭で子どもを育てている人は、
待機児童の問題はたいしたこととは考えていません。

もっと大きな問題は、働きたくても働けないということです。

職を選り好みしている人や、労働意欲の低い人を除いて、
思うように働けない人がこの世には存在します。

例えば、不幸な経歴を持った女性が該当します。
少数派ですが、幼児を育てているなか、交通事故で夫を亡くし、
自身も身体に障害を残した人がいます。

シングルマザーの意見

実は、交通事故で夫を亡くした女性は、
数年前に受け持った生徒の母親です。
(私は中学教師をしています)

不慮の事故で夫と自分の左足を失いました。
不幸中の幸いで、事故当時2歳だった息子は無傷でした。

彼女は、息子を出産する直前まで、建設会社で
事務職をしていました。
子育てに専念する予定だったのですが、
働かざるを得なくなりました。

辞めた会社の社長に事情を話し、仕事量を減らした
雇用契約を結んでもらいました。
給料は以前の半分となる12万円。
労働時間は9:00~14:30の5.5時間。

会社には自動車で通っています。
また、地方暮らしのため、普段の生活でも車は欠かせません。
これが、生活保護を受けない理由です。

彼女は、給料と児童扶養手当、児童手当などで
何とかやりくりをして、息子を大学まで入れました。

この女性からすると、子どもが保育所に入れないなんて
至極小さな悩みなのです。

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