子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

保育士を目指す高校生たち

      2016/04/18

保育士を目指す高校生の活動

「待遇よくして保育士を増やせ」
「保育士をなめるな」

などと書かれた手持ち看板を使い
保育士を目指す高校生たちが、国会前でデモをしていました。

「保育園落ちた」ブログの影響で、待機児童問題が
過熱化したこともあって、将来を不安視した若者たちが
立ち上がったようです。

高校生たちが政治に興味を持ち、自分の意見を
ストレートにぶつけることは大変良いことだと思います。

私が受け持つ中学2年の男子生徒の中にも
保育士になりたいと言う子がいます。
理由を聞くと、「子どもが好きだから」と言います。

正直、応援してよいものか迷います。
どうしてもなりたいというのなら、
民間ではなく公立を勧めます。

夢と現実どちらが大切か

保育士の給料は高くはありません。
それでもなりたいという夢があるのなら、
お金のことは気にするべきではないと思います。

例えば、医者は高所得の職業です。
しかし、中には支援の行き届いていないアフリカに常駐して、
ほとんどボランティア状態で患者を診ている人もいます。

そのような人は、給料が少ないとか休む時間もないとか
文句を言わないと思います。
それが自分の目指した道であり、夢であり、それで満足なのです。

同様にどうしても保育士になりたいというのなら、
現実を受け止め、待遇の不満を一切言うべきでは
ないのかもしれません。

もっと大きな夢を持て

私の生徒の男の子は、保育士志望の理由を
「子どもが好きだから」と言いました。

それならば、小学校の教員、小児科の医師などでも
いいはずです。
どうしても保育士にこだわるのなら、
より良い保育園を自ら立ち上げ、経営をするという
道もあります。

中学生や高校生は社会をほとんど知らないため、
夢の選択肢が少ないというか、発想が貧困です。

そのため、
「子どもが好き」=「保育士になりたい」
となってしまうのです。

これから大人になって豊かな暮らしをするためには、
夢と同時に高い所得の二兎を追ってほしいと思います。
初めからボランティア精神で働くことを希望せず、
良い意味で欲張りになってほしいです。

それが、子どもの貧困の問題を解決することにもつながるのです。

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