子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

いじめ問題の現状

   

いじめ問題

いじめはやる側が悪です。
やられる側は悪くはありません。
一般社会であれば、暴力を振るうとか、物を隠すとかすれば犯罪です。
子どもだからといって「いじめ」という軽い感じにするべきでは
ないと考えています。

やる、やられるという言葉ではなく、
「加害者」、「被害者」という言葉を使うべきだと思います。

最近、ニュースではいじめを苦に自ら命を絶つ子どもの
話題が多いです。
悲しくツライ出来事だし、絶対にあってはならない事件です。

確実ではありませんが、加害者、被害者ともに
貧困世帯で育つ子どもが多いと言われています。

どちら側の子どもも寂しい思いをしていることが多いです。
親がしっかりと話を聞いてあげたり、表情の変化を察してあげれば
防げる場合が多いです。
貧困世帯の親は余裕のない人が多く、我が子を見きれていない
ように感じます。
もっと真剣に育児に取り組んで欲しいと願います。

もちろん、教師も楽しいクラスにする努力をしなければなりません。
笑顔がないとか、情緒不安定な子どもは教壇から見ていれば
すぐにわかります。
私はそのような生徒には、できるだけ相談しやすい環境を
整えてあげるようにしています。

いじめられなくなるために

いじめられなくなる一番の方法は、大人に相談することです。
子どもが一人で解決するには限界があります。
絶対に一人で抱え込まずに、相談することが肝心です。

社会人でも「報告、連絡、相談」は重要な仕事のひとつです。
これは小学生、中学生にも言えることです。
むしろ、悩みを相談しなかったことを叱るくらいでいいのです。

それでも、なかなか自分の思いを打ち明けられない生徒はいます。
その場合には「にげる」、「のがれる」が最適です。
辛いことからにげるのは悪いことではありません。
にげた後に最善の方法を考えれば良いのですから。

とにかく、若くして死ぬようなことだけは
してほしくはありません。

いじめに対する学校の対応

私の勤める学校でもいじめがあったことがあります。
となりのクラスでしたが、担任していた先生は
校長にこう言われたそうです。

「このご時世にイジメが発覚したら大問題だ。
表沙汰になる前にやめさせなさい。」

やられる側の生徒への心配など微塵も感じられない
コメントです。

悲しい話ですが、これが現実です。
学校の体裁が最優先なのです。

校長に報告すれば、やめるように言われる。
事態が悪化でもすれば、教育能力を疑われ、
教師の評価が落ちる。

だから、担任は隠そうとするのです。
それで、ニュースなどに出てしまうと校長はこう言います。

「報告を受けていなかった」

もし、私のまわりでどうにも手におえない生徒がいたら、
警察に密告します。
公務員にあるまじき行為ですが、
それが弱者を守る方法だと考えています。

 - 子どもの貧困