子どもの貧困 苦しい現状

中学教師が子どもの貧困の現状を公表します。

勉強できない子

      2015/11/09

子どもの貧困と学力の関係

貧困世帯の子どもは勉強ができない子が多いと感じます。
なぜかと問われれば、答えはわかっているつもりです。
それは、

「成長したあとにある喜びを教えてもらっていない」

からです。

貧困世帯の親は後ろ向きな意見をいう人が多いです。
特にシングルマザーに多いです。
例えば、

・数学なんて大人になって使わない
・うちの子は才能がないから勉強はできるようにならない
・私の子だから100点なんて取れない
・いける高校があるだけマシ

といった意見です。

はっきり言って中学レベルの勉強に才能なんていりません。
親の血筋も関係ありません。
やったか、やらなかったか、だけです。

しかし、貧困な大人は自分の人生において、
成功体験が少ないせいか、後ろ向きな意見を言う人が多いのです。
この考え方が子どもに伝線し、やってもムダという発想に
なってしまうのです。

逆に、貧困世帯で育ち成績優秀な子どもは精神的にも強く、
将来有望だと思います。

勉強がすべてではない

中学の教育というのは、勉強を教えるだけではありません。
人間形成も大切です。

勉強はやればできると教え、
できないなら、どのようにすれば改善するかを
一緒に考えることが重要です。

さらに、修得した学問を使い、
将来を楽しく生きるための武器にするためには
どうしたらいいかを教えるべきだと考えます。

親御さんにお願いしたいのは、

「勉強しなさい」

というのではなく、
なぜやったほうがいいのか、
勉強ができるようになった先には
どんな未来があるのかを教えて欲しいと思います。

実はこのような未来の話をしてあげている親は、
ある程度の成功体験をしてきている人が多いです。
そして、そのような人は貧困になることが少ないです。

その結果、裕福な家庭と貧困家庭の子どもで
学力差が生まれやすいのです。

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